iRobot (アイロボット)
売り上げランキング: 111
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使用感は大体満足です
稼働中 |
掃除能力については、満足です。部屋の隅々まで完璧にやってくれるわけではありませんが、毎日起動してたら、フローリングのキレイさが保たれるハズ。このあたりの「掃除できてるかどうか」の判定って、人間の認知の仕方に大きく左右されているような気もするんですよね。人間が掃除する場合は、目に見える糸くずとか紙片とかがパッと気になって、落ちてるものが見えなくなるまで掃除を続けると思うんですけど、ルンバはそういう掃除の仕方をしないわけで。「落ちてる目に見えるゴミ」を探索してるわけじゃなく、アルゴリズムによって部屋を満遍なく掃除しようとしている、のだけれども、たまたまスルーしちゃう箇所もでてきてしまう。人間はそのスルーしたところに、ひとつでも目に見えるゴミが落ちてたら「あ、やっぱりロボットじゃあ完璧に掃除できないね」と判断すると思うんです。逆にいうと人間は、見えてるもの中心に掃除してるので、見えないゴミに対してスルーしがちになると思うんですが。
あと、ソファーやベッドの下にも潜り込めるのは人間にはできないので良いです。
注意点1:ハマる段差がある
床にモノを置かないような部屋にする、というのは基本。ルンバは結構パワーが強いので軽いものであれば簡単に移動してしまう。あと、センサーの都合なのか、ルンバに対して斜めにある障害物には何度もぶつかりにいってしまいます。不安定な家具は何度もぶつかられると倒れます(実際、稼働初日に自作のスピーカーを破壊された)。
ハマる段差 |
この問題に対して、付属しているバーチャルウォール(赤外線かなんかを出して、仮想の壁を作るアイテム)を段差の前に置いてあげる必要がある。この対策で、ルンバ段差ハマり問題はほぼ解決できます。ただ、このアイテムですが2つしかついてこないので、同一の空間に3つ以上ハマる段差がある場合は、段差の前に物理的な壁を置く必要がでてしまいます(追加でもこのアイテムを買えますが、ルンバ700シリーズのモノは9000円ぐらいする。たけえ)。
注意点2:紐っぽいものは鬼門
悲劇 |
幸いメンテナンスのときにかなり分解が楽な作りになっているので、いくら紐を巻き込んでも壊れたりしないようですが注意が必要。あとフローリングカーペットはこの巻き込む部分で結構削られちゃうみたいです。新しいカーペットだったかもしれませんが「うわ〜、こんなにゴミとれてる!」と思って大喜びしてたゴミの大半が、カーペットの繊維っぽかった。
以上、いろいろ書いていますが、居住環境であったり、生活習慣によって満足度に違いがでてくる製品だと思います。フローリングが直に表れている面積(家具が置かれていない面積)が広い家なら、使ってて便利〜、と感じる度合いが大きそうだけれど、そうじゃなかったら、あんまり……(人間がやったほうが早いし……)となる。少なくとも我が家の場合は、買って良かったと思いましたよ。
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