しかし、逆に考えると、その現在と過去との差分にこそ、本書のフィールドワーク本としての価値がある、とも言える。要するに、過去の東京(の酒場)にはこんな店があったのね、とか、こんな酒の飲み方があったのね、という記録である。筆者が書き残している街の風景も「昔は、この街ってこんなだったのか」と思わせられた。たとえば「神田の街はとにかくキャバレーが多い」とか。昔の東京って今よりずっと猥雑だったんだな〜、と思う。
しかし、逆に考えると、その現在と過去との差分にこそ、本書のフィールドワーク本としての価値がある、とも言える。要するに、過去の東京(の酒場)にはこんな店があったのね、とか、こんな酒の飲み方があったのね、という記録である。筆者が書き残している街の風景も「昔は、この街ってこんなだったのか」と思わせられた。たとえば「神田の街はとにかくキャバレーが多い」とか。昔の東京って今よりずっと猥雑だったんだな〜、と思う。
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