大変見苦しいエントリを書いてしまったので、最近聴いてあらためて良いな、と思った曲の紹介でもしてお茶を濁しておきます。 デヴィッド・ボウイの「Subterraneans」。こちらはブライアン・イーノがプロデュースしたいわゆる「ベルリン三部作」の第一作『Low』というアルバムの最後に収録されている曲。この曲はボウイが作曲にクレジットされているんだけれど、音はイーノのアルバムみたいな感じ(っていうか、ほとんどイーノが作ってるんじゃないかって思う)。特にロバート・フリップとの競作『 The Equatorial Stars 』を強烈に想起させます。これは2005年のアルバムで、『Low』は1977年。30年近くの時間の隔たりがあるのに、変ってるのは機材だけで、イーノの音(というか音作りに対するヴィジョンのようなもの)は不動なんじゃないかって思った。 Low posted with amazlet at 08.07.31 David Bowie Virgin (1999-09-28) 売り上げランキング: 72217 Amazon.co.jp で詳細を見る このアルバム、聴けば聴くほど不思議なアルバムだと思う。ボウイの歌なんかほとんど入ってないのに「デヴィッド・ボウイのアルバム」として売り出しているのがすごい。