毎年恒例の振り返りシリーズ。
- 山本義隆 『磁力と重力の発見』
- 中川純男(編) 『哲学の歴史〈第3巻〉神との対話: 中世 信仰と知の調和』
- アレクサンドル・プーシキン 『エヴゲーニイ・オネーギン』
- 谷川健一 『青銅の神の足跡』
- ロード・ダンセイニ 『最後の夢の物語』
- 菊地成孔 『レクイエムの名手: 菊地成孔追悼文集』
- 平山昇 『初詣の社会史: 鉄道が生んだ娯楽とナショナリズム』
- 村上春樹 『女のいない男たち』
- 鈴木宣明 『図説 ローマ教皇』
- 梅原猛 『梅原猛著作集(4) 地獄の思想』
- 『集英社ギャラリー「世界の文学」(12) ドイツ3・中央・東欧・イタリア』
- 金井壽宏 『リーダーシップ入門』
- ロベルト・ボラーニョ 『野生の探偵たち』
- クリストフ・ポンセ 『ボッティチェリ《プリマヴェラ》の謎: ルネサンスの芸術と知のコスモス、そしてタロット』
- 沼上幹 『組織デザイン』
- ニッコロ・マキアヴェッリ 『君主論』
- 辻静雄 『フランス料理の手帖』
- モーリス・メルロ=ポンティ 『眼と精神』
- フィリップ・K・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
- 土井善晴 『おいしいもののまわり』
- レイモン・オリヴェ 『フランス食卓史』
- 井筒俊彦 『『コーラン』を読む』
- 蓮實重彦 『映画狂人日記』
- 村上春樹 『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』
- ヨハン・アモス・コメニウス 『世界図絵』
- ミランダ・ジュライ 『いちばんここに似合う人』
- 原武史 『団地の空間政治学』
- 岸本佐知子 『なんらかの事情』
- 辻調理師専門学校(編) 『辻調が教えるおいしさの公式 洋菓子』
- 湯木貞一 『新版 吉兆味ばなし』
- ギュスターヴ・フローベール 『ボヴァリー夫人』
- 田口卓臣 『怪物的思考: 近代思想の転覆者ディドロ』
- 阿古真里 『小林カツ代と栗原はるみ: 料理研究家とその時代』
- シモーヌ・ヴェイユ 『重力と恩寵: シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄』
- ジョン・マンデヴィル 『東方旅行記』
- 土井善晴 『土井善晴さんちの「名もないおかず」の手帖』
- なぎら健壱 『東京酒場漂流記』
- 内澤旬子 『世界屠畜紀行』
- 辻静雄 『うまいもの事典』
- カルロ・ギンズブルグ 『裁判官と歴史家』
- いとうせいこう 『ボタニカル・ライフ 植物生活』
- ロバート・ウォルク 『料理の科学 1: 素朴な疑問に答えます』
- ジョナサン・コット 『スーザン・ソンタグの『ローリング・ストーン』インタヴュー』
- 村上春樹 『村上ラヂオ3: サラダ好きのライオン』
- ウラジーミル・ソローキン 『氷』
- 速水健朗 『東京β: 更新され続ける都市の物語』
- 白洲正子 『きもの美: 選ぶ目 着る心』
- リディア・デイヴィス 『ほとんど記憶のない女』
- スティーヴン・シェイピン サイモン・シャッファー 『リヴァイアサンと空気ポンプ: ホッブズ、ボイル、実験的生活』
- 武田百合子 『ことばの食卓』
- Peter Adamson 『Philosophy in the Islamic World』
- 谷川健一 『白鳥伝説』
- 『パターが面白いようにはいる本 (イラスト図解版)』
- ヘルムート・プレッサー 『書物の本: 西欧の書物と文化の歴史 書物の美学』
- 内田百閒 『阿房列車』
- ロベルト・ボラーニョ 『アメリカ大陸のナチ文学』
- 淀川長治 蓮實重彦 山田宏一 『映画千夜一夜』
- 漢 a.k.a GAMI 『ヒップホップ・ドリーム』
- 千松信也 『ぼくは猟師になった』
- 村上満 『ビール世界史紀行: ビール通のための15章』
- 『プリンス: 星になった王子様』
- 松尾潔 『東京ロンリーウォーカー: 自称・東京通たちに贈る「真のトレンディ」ガイド』
- 『現代思想』2016年8月臨時増刊号 総特集◎プリンス1958-2016
- エリック・ルーセル 『ガリマール新評伝シリーズ 世界の傑物7 ドゴール』
- 谷崎潤一郎(訳) 『源氏物語』
- 村上春樹 『中国行きのスロウ・ボート』
- 五十嵐太郎 『日本建築入門: 近代と伝統』
- 蓮實重彦 『伯爵夫人』
- 松尾潔 『学食巡礼: 未来を担う若者が集うユルい空間』
- 『ドライバー 飛んで曲がらない確実な打ち方』
- フィルドゥスィー 『王書(シャー・ナーメ): ペルシア英雄叙事詩』
- 栄和人 『”最強”の結果を生み出す「負けない心」の作り方: これで「レスリング女子」を世界一に導いた』
- 辻芳樹 『すごい! 日本の食の底力: 新しい料理人像を訪ねて』
- ホセ・ドノソ 『別荘』
- 吉田健一 『旨いものはうまい』
- カール・フォン・クラウセヴィッツ 『戦争論』
- ウラジーミル・ナボコフ 『ロリータ』
- 升田幸三 『名人に香車を引いた男: 升田幸三 自伝』
- 辻静雄 『エスコフィエ: 偉大なる料理人の生涯』
- 中島らも 『こらっ』
- アレホ・カルペンティエール 『春の祭典』
- デイヴィッド・ミーアマン ブライアン・ハリガン 『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』
- 土井善晴 『一汁一菜でよいという提案』
- 田島貴男 『ポップスの作り方』
- スティーヴン・ミルハウザー 『エドウィン・マルハウス』
- 荒俣宏 『奇想の20世紀』
- 池波正太郎 『男の作法』
- 宮台真司 『援交から革命へ: 多面的解説集』
- レフ・トロツキー 『裏切られた革命』
- ヘンリック・イプセン 『ヘッダ・ガーブレル』
- レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ 『トルストイ前期短編集』
- 本橋成一 『築地魚河岸ひとの町』
- 西寺郷太 『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』
- ルイ・パストゥール 『ビールの研究』
- 佐藤亜紀 『小説のストラテジー』
- ダニエーレ・タマーレ 『サプール ザ ジェントルメン オブ バコンゴ』
- 角山栄 『茶の世界史: 緑茶の文化と紅茶の世界』
- ミーシャ・アスター 『第三帝国のオーケストラ: ベルリン・フィルとナチスの影』
- 池澤夏樹 『マシアス・ギリの失脚』
- ジークフリート・クラカウアー 『天国と地獄: ジャック・オッフェンバックと同時代のパリ』
- ジャン=リュック・ゴダール 『ゴダール全評論・全発言I 1950-1967』
- 湯木貞一 『吉兆味ばなし 2』
- アルフレッド・ベスター 『虎よ、虎よ!』
- 平本久美子 『やってはいけないデザイン』
- ステファン・グラビンスキ 『狂気の巡礼』
今年は3月に転職して環境が変わり、変化に富んだ一年だったのだがそれでも本だけで105エントリーも書いていた。ブログに書いてない本も何冊かあるが、地味に将棋も続けてたりしてて、レコードもじっくり聴く時間も必要だったりしたので、本はすごく雑に読んだ年だった。眺めてみると料理や食に関する本が多い。とくに土井善晴先生の本、『おいしいもののまわり』と『一汁一菜でよいという提案』は今年はもっとも印象に残った本としてあげたい。英語で読んだ本は一冊だけ。これはちょっと寂しいが、また最近英語の勉強を再開したので、来年はもうちょっと頑張りたい、が、英語でなにかを読む、というモチベーションがほぼゼロになっているので、なんもしないかも。
それでは皆さまよいお年を。
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