内田光子が演奏しているシェーンベルクの《ピアノ協奏曲》が、下記エントリで紹介している映像の関連動画としてあがっていたのでこちらも併せて紹介しておきます。前にも紹介したことがある*1下記のインタヴューのときの本番みたいです。いつごろの演奏なのかは依然として不明。でも、本番の映像を見てみると内田光子が結構若い。そしてインタヴューのときよりキレイに見える(顔はかなり崩壊してるケド……)。
作曲されたのは1942年。シェーンベルクは1951年に亡くなっているので晩年の作品と言って良いでしょう。この作品の5年ほど前に書かれている《ヴァイオリン協奏曲》と同様に、物語的に進行する緩-急の流れがあり、(シェーンベルクの作品のなかでは)かなり馴染みやすい部類のものではないでしょうか。古典的な音楽作品にあるようなダイナミズムを強く感じます。テンポが速い部分は歌舞伎的にカッコ良いですし、アダージョの危うい美しさにもゾクゾクしてしまいます。これもまた20世紀の音なのだなぁ……ロマンティック……。
シェーンベルク:ピアノ協奏曲posted with amazlet at 09.11.27内田光子
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私はアリス=紗良・オットの新譜を聴いています。
返信削除アリス=紗良・オットはキレイですか?
最近の方ですよね?> アリス=紗良・オット まったく知りませんでしたので、今調べたのですが、自分よりも年下で驚きました(天才音楽家であれば、珍しい話ではありませんけれど)。ちょっと昔の女優さんみたいにキレイな人ですが、残念ながら私の好みのタイプではありませんでした……。まぁ、演奏さえ良ければ見た目なのは関係ありませんけれどね。
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