Johnny Marr
Sony/Bmg (2013-03-12)
売り上げランキング: 5,165
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……とごちゃごちゃ言いましたが、良い曲を揃えてきたなー、と素直に喜べるアルバムでございましたよ。ほとんどジョニー・マー一人で楽器を演奏しているのだが、とにかく良いのは「これはどこからどう聴いてもジョニー・マーのギターであろう!!」という特徴的なギター演奏が、いたるところにちりばめられている点であって、それは言ってしまえば、The Smiths以降の彼の活動のなかでもっともThe Smithsの楽曲を彷彿とさせるのである。結局、なにやっても「元The Smithsの」という接頭辞つきで捉えられるのは、本人にとっては憤懣やるかたなし状態であろう、が、もうそれは仕方がないんです。別にThe Smiths再結成しねーかなー、と思うわけではない。でも、また良い曲が聴けて大変よい。とくにアコースティック・ギターとフェンダー系のシャッキリした音のストロークが重なって生まれるあの音には、条件反射レヴェルでグッときてしまう。
なお、録音にはジョニー・マーの娘であるジョニー・マーと、息子のナイル・マーも参加している。なんだかパーソナルなアルバムなんですかね。
追記
最近のライヴ映像。ふっつーにThe Smithsの曲やって、アンディ・ルークがゲスト参加までしているのね……。
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