JAZZ DOMMUNISTERS
ヴィレッジレコーズ (2015-03-18)
売り上げランキング: 5,816
菊地成孔と大谷能生によるガチなヒップ・ホップ・ユニット、Jazz Dommunistersのアルバムがリイシューされていたので聴いた。かれこれ、10年近く菊地成孔の音楽に触れているが「ふむ、この人は歌も歌うのか → 歌わなきゃ良いのになあ……」、「え? ラップもやるの → サックスだけ吹いてれば良いのになあ……」と思うことが多々あったのだが、ここ最近、そういう菊地成孔はジャズだけやってれば良い、的な限定主義から自分の耳が解放されてきた感じがある。特に歌に関しては
『戦前と戦後』を期に吹っ切れた。で、ラップ。これまた
活動再開後のDCPRGのスタジオ盤での「Catch 22」とかは、相当聴いていて恥ずかしくなったのだけれども、
菊地凛子のアルバムあたりからちょっとグッときはじめていた。
(DRIVE feat.OMSB,AI ICHIKAWA)
(↑)これとか普通にカッコ良いですし、大谷能生の声が美声だったことに改めて感じ入ってしまい「誰も言わないけどアイラーのサックスの音はキレイ」という菊地成孔による批評を思い出しもする。
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