Kendrick Lamar
Aftermath (2015-03-24)
売り上げランキング: 139
珍しくヒップ・ホップの新譜を買う(菊地成孔が絶賛していたので)。このケンドリック・ラマーという方についてなんの情報もないのだが、本作は極めてジャズのフレイヴァーが漂う一枚。雰囲気がシャレオツでジャズ、という感じじゃなくて、完全にジャズのトラックのうえでラップが展開されている。ロバート・グラスパーが参加したりしていて、新主流派時代のハービー・ハンコックやウェイン・ショーターみたいにキレキレにカッコ良い音楽にラップだったり、コルトレーンの『至上の愛』のマッコイ・タイナーみたいなピアノが鳴ってたりする。驚きましたね、それで全然違和感がないし、全体的にすごくスムースな感じで聴けてしまう。そして、ラップはめちゃくちゃに黒い(ほとんど内容はわかってないけども)。この世界のことがあまりに分からないので、
このブログに詳細が参加メンバーやラップの内容について書いてあるのを熟読した。ファンク/ソウル方面からはジョージ・クリントンに、ロナルド・アイズレー(The Isley Brothers)まで参加し、サンプリングに「Computer Love」(Zapp)が……って、俺、嫌いなわけがないだろ、と思う。
(アルバムの5曲目『These Walls』。このラリー・カールトンみたいなギター最高過ぎる)
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