秋っぽいメロディ

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 ブラジルの作曲家エイトル・ヴィラ=ロボスの《ブラジル風バッハ第五番》より「アリア」。秋の夜に聴きたくなるメロディ。ブラジルといえばボッサを思い浮かべがちだけれど、ヴィラ=ロボスの音楽には「ボッサではないブラジルの音楽」が現れているような気がする。バルトークみたいにブラジルの民謡を採譜してまわっていた人らしい。Youtubeでいくつか同じ「アリア」が観れたけれど、この演奏がとてもよかった。すごくアットホームで、ソプラノの声質がちょっと濃いのが曲の雰囲気に合っていて素敵だ。



ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ
カポロンゴ(ポール) パリ管弦楽団 ヴィラ=ロボス メスプレ(マディ) テタール(アルベール) デボスト(ミシェル) セネダ(アンドレ)
東芝EMI (2003/03/19)
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 原曲はソプラノと8つのチェロのために書かれたもの(ギター版はヴィラ=ロボス自身が後に編曲)。同じ南米と言えどもヒナステラ(アルゼンチン)とは真逆にある叙情派なのがヴィラ=ロボス。民謡から主題を取ったりするところは似ているのに、一緒に語ることはできない。


 やっぱり少しダウナーなけだるい雰囲気とか、盛り上がりきらない旋律はボッサと通ずるものがある気がする。有名なのはこの《ブラジル風バッハ第五番》の「アリア」だけだったりするんだけど、ほかの曲もとても良い曲。第二番の「プレリュード」の和声がなかなか解決に向かわない感じだとか、気分がふわふわと浮く感じがする。





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