ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲

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Violin Concertos [Box Set]
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 米元響子さんが今回、コンクールのファイナル・ラウンドで演奏したのがドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲だったそう。


 チェコ生まれ、肉屋の息子で鉄道ヲタだったこの作曲家の作品群のなかでは割とマイナーな作品。彼のチェロ協奏曲が「チェロ協奏曲」というカテゴリのなかで最も有名な曲に入るのと比べると特にそのマイナー度合いが分かるというものだけれど、そんな「マイナー協奏曲」に入ってしまうのが勿体無いぐらい実は良い曲。メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーの「三大ヴァイオリン協奏曲」と比べても遜色ないと思う。この機会に脚光が浴びないものだろうか。ここ何年かでブルッフの協奏曲が「隠れた名曲」じゃなくなった、というのもあり、そういう余地はありそうな気もする。


 録音ではダヴィッド・オイストラフがキリル・コンドラシンと共演した演奏が素晴らしい。録音されたのが1949年なんだけど、それが信じられないぐらい音質が良好で、全盛期のオイストラフの技術が味わえるとともに、楽曲の持つドロ臭さ、というか濃厚なスラヴ民族の体臭みたいなメロディを濃厚な解釈で堪能できる。細部でかけてくるポルタメントなんかエロくて最高。





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