この映画の音楽は渡邊琢磨(COMBOPIANO)が手がけていて、その仕事も素晴らしかったので、配信限定で発売されているサウンドトラックを購入した。楽曲のなかにはショスタコーヴィチの音楽的イニシャル「DSCH音型」がつかわれているものがあり(それが偶然か、意識されたものなのかはわからない)「む、この音楽はなんなのだろうか」と気になったこともある。どういうミュージシャンが参加しているのか情報がないのでわからないのだが、小規模な室内オーケストラに渡邊自身によるであろうピアノ、それからラテン・パーカッションやドラムなどによって、なんだかゴチャゴチャした土着性というか、呪術性を感じさせるメインテーマが最高すぎる。コントラバスによるリフレインは、Art Ensemble Of Chicagoを彷彿とさせた。紋切型には言い表せない重層的な音楽は、冨永昌敬の映画とよくマッチしていた。映画から離れても独立して成立する音楽として繰り返し聴いている。
この映画の音楽は渡邊琢磨(COMBOPIANO)が手がけていて、その仕事も素晴らしかったので、配信限定で発売されているサウンドトラックを購入した。楽曲のなかにはショスタコーヴィチの音楽的イニシャル「DSCH音型」がつかわれているものがあり(それが偶然か、意識されたものなのかはわからない)「む、この音楽はなんなのだろうか」と気になったこともある。どういうミュージシャンが参加しているのか情報がないのでわからないのだが、小規模な室内オーケストラに渡邊自身によるであろうピアノ、それからラテン・パーカッションやドラムなどによって、なんだかゴチャゴチャした土着性というか、呪術性を感じさせるメインテーマが最高すぎる。コントラバスによるリフレインは、Art Ensemble Of Chicagoを彷彿とさせた。紋切型には言い表せない重層的な音楽は、冨永昌敬の映画とよくマッチしていた。映画から離れても独立して成立する音楽として繰り返し聴いている。
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