Borandá (2014-05-26)
売り上げランキング: 43,406
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収録されているのは、ロウレイロ、ヘルツの楽曲に加えて、エグベルト・ジスモンチなどのカヴァーも。クラシックとも違うし、ジャズとも違う不思議な手触りの音楽になっている、と思った。もちろん、クラシック、ジャズ、ブラジル音楽……などのさまざまなエッセンスを感じる瞬間はあるけれど、具体的に「これは◯◯というジャンルの音楽だ」と言いにくい。わたしにはこれが新しい音楽かどうかはわからないけれど、その名付けられない感じは面白い。暴力的なたとえを用いるなら、プログレ好きのオッサンとかにも「これなら大丈夫ですよ、ブラジルのプログレです」と言って紹介したい感じがある。なお、本作のプロデューサー、アンドレ・メーマリはこないだ紹介したアミルトン・ヂ・オランダのアルバムにも参加している。
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