フランク、フォーレ&ドビュッシー : ヴァイオリン・ソナタposted with amazlet on 06.07.24ティボー(ジャック) コルトー(アルフレッド) フランク フォーレ ドビュッシー
東芝EMI (2001/02/21)
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今日の朝刊*1の一面に「猛威梅雨前線」って書いてあって、果たして梅雨ってこんなに長いものだったっけな、とか思った。つい3日前には「日本的な梅雨模様が…」なんて書いていたけれど、よく考えたらもう8月になろうとしているのに梅雨明けがしていないなんて、これって本当に「梅雨」なんだろうか。カレンダーのイラストは海水浴場からひまわりへと変わろうとしているのに、実際にはまだカタツムリ元気そうだ。冷夏だったのは94年だったろうか(『タイ米』とか覚えてますか?)。「去年はどうだったろう?」と思い出そうとするのだけれど、そういう季節のことって案外覚えていない。
「今日みたいな日に傘持たずに出てくるなんて、なかなかチャレンジャーだね」と言われて「小雨ぐらいなら平気なので」と答える。降ったり止んだりする雨がパラパラとスーツの上に落ちて、濡れたり乾いたりするのを感じながらジャック・ティボーとアルフレッド・コルトーが演奏するフランクのヴァイオリン・ソナタ第1楽章。白黒の古いフィルムに映った石畳の街並み、みたいな演奏。そのシーンにはもちろん雨が降っている。
ずっとピアノをやっていた人に聴かせたら第4楽章でやっぱり爆笑してくれた。情熱的過ぎて(?)コルトーのピアノが終盤で破綻しているところが酷いけど、良い。侘び寂び…。音楽はきっちりまとまっているものだけが美しいのではない。破綻や不協和にこそ美が宿ることもある、という1つの証明か。別な友人が言うには「ああ、それは宮崎あおいの顔も含められるね」だって。
ふつうだと20日くらいにあけるらしいよ。だからそんなにながくないんじゃねえのとかおもった。感覚的にはちょうながいよね
返信削除長雨の影響で各地の農作物に影響がでているそうな。ちなみに7月の東京は晴れた日が2日しかなかったんだってさ…。
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